huzai’s blog

「ぼっちの生存戦略」とか「オタクの深化」とかそういうことについて考えています。

2019年7月15日 意識の無意識化

テーマ ①意識の無意識化とは? ②狂わなければ本物ではない。 ③一発で足りなければ十の弾丸を用意すればいい。 この世で成功するために必要なことは、意識的に行っている動作を無意識のレベルに落とし込むことである。一連の動作に意識が介入している限り、境…

向こう側の世界へ

向こう側の世界に向かうのに資格は必要ない。ただ、境界をなくしてしまえばいいんだ。自我と彼岸を超えて、意識をなくして、無意識の向こう側へ飛び込んでいかなくてはいけない。そうでなければ、この世のすべてが現実の讃美歌になってしまう。現実にはない…

嘘と労働

自動スクロールのアクションゲームって、時間に押されて進んでいくと大抵飛距離が足りなくて死ぬじゃないですか。走りだそうと思ったらもう目の前には崖が迫っていて、いざ飛ばなくちゃと気を入れたときにはもう距離がたりなくて、先のステージを夢見ながら…

学生ぼっちと社会人ぼっち

ぼっちの皆様いかがお過ごしでしょうか? 今年入社された方はきっといつの間にか形成されていたLINEグループに驚いているころかと思います。実は内定式の後に貴方のみんなは飲み会をし、入社式が始まるよりも前に何度か遊んだりしています。知らなかったでし…

あなたの代わりに社会(わたし)が夢をみせてあげる。

夢が叶えられなかったのなら、 また別の夢を叶えればいいのよ。 社会が貴方に夢を提供します。 人類の夢は社会が見せてあげる。 労働の果てには何があるか、 労働の果てにあるのは「幸福な家庭」だ。 結婚をし、子を育み、一軒家を持ち、車を買って、偶の休…

あなたの海で溺れたい。

オタクに一番必要な能力は何かと考えると。感受性というワードが頭に思い浮かぶ。どんな作品にも人間の感情が出てくるので、それらに共感できなければどんな物語もつまらないものになってしまうのではないだろうか。というか、つまらない。 多感な時期に多く…

特筆すべきこともなき夜に

今日は本当に書くことがない。 なんて書き出しをしてしまうと、文章が書けなくなるものであるが、頑張って書いていきたい。 昨日買った澁澤先生の作品、「快楽主義の哲学」なる本を読んでいるが、これがまた面白い作品。 「幸福とは苦痛の欠如だ」 「幸福と…

端的に労働に向いていない。

向き不向きなんて存在しない。 あるのはその方向に向こうとする意志があるかどうかだ。だから、僕らは働いています。必死で社会の方を向いて。 労働に向いていないと感じるときはいくつかある。私の中で一番大きなソレは「コミュニケーションコストが他人よ…

空の彼方の腕の中

常々思うのが自分の能力の低さである。 私はどこにいって、どこにカエろうというのだろうか。。 私には分からない。私にはわからない。きっと海の向こうには星空がきらめく銀河があって、その星の果てでは私も空に恋をすることができたのではないだろうかと…

音と光で私を忘れて

強い光と音だけが、私を孤独から忘れさせてくれた。 私にとってパチンコとは、つまり、そういうものなのだ。 パチンコから離れてみて、ようやくそのことに気がついた。 私はただ、孤独から逃れるために、パチンコに行っていたのだ。どうしようもないぼくに、…

レッテルについて

レッテルとはコミュニケーション用語である。 人は構造で物事を捉える生き物だから、相手に対して質問を加えることで構造化して捉えるようにしているのである。 あなたの趣味はなんですか? あなたの好きな音楽はなんですか? 休日は何をしていらっしゃるん…

友達について

女を羨む時がある。 それは、友人という間柄について考える時だ。 男性同士の友人は度が過ぎれば気持ち悪いが、女性同士の友人は度が過ぎても気持ちが悪くない。そんな気がしているのである。 女性同士がいちゃいちゃではなく、仲良くしている作品は2次元上…

無能な社畜は鬱になれない

社畜という言葉に明確な定義はないけれど、下を見下ろしてばかりいると正気を見落とすらしいので。ここでは社畜とは精神状態ということにしておく。労働時間が×時間以上とか、サービス残業をしているとかそういう時間に関する定義や毎朝社是を絶唱するとか謎…

【感想】僕らは白銀武になれなかった/マブラヴオルタネイティブ

とてもちいさな、とてもおおきな、とてもたいせつな、 あいとゆうきのおとぎばなし ――僕らは白銀武になれなかった。 マブラヴオルタネイティブ(以下オルタ)ではプレイヤーと白銀武が完全に切り離されて、一連の物語を当事者としてではなく「視聴者」として…

この物語に情念はなく。 星明かりグラフィクス 1巻/感想

帯の文章に騙されてはいけません。 これは美大ではなく大学生の日常です。 概要 思春期特有の豊かな感受性が負の方向に爆発して、人が泥の固まりにしか見えなくなったデザイナーの星。 「美大って才能を磨く所じゃなくて本当に才能のある人間とコネをつくる…

2018年の終わりに向けて

ブログとは言葉の集積です。 私が話す言葉とは私の死骸のことです。 ブログとは私の墓石です。 ――墓標に何を添えればいい? 死骸は腐り、虫がたかるもの。 人間の内側には話されなかった言葉の死骸が積もっているもので、 そのまま放置しておくと、あなた自…

異世界スマホはネット小説の集大成

「いや、若いのはいいと思う。若者は馬鹿だが、だれもそれを馬鹿にはできない。だれもがかつて一度は馬鹿だったわけだからな」 ―ライトジーンの遺産 話題になっていたので11話だけ見てみましたが、 モバゲーからなろう、にじふぁん、ハーメルンにアルカディ…

未来に向かう物語/打ち上げ花火、横から見るか?上から見るか?

――その思い出があれば、生きていけると思ったから。以下、感想・・・・・・? というよりも、こうだったらいいな、って。 なずな 彼女はまるで花火のように描かれる。 一夜で終わること、時折引き込まれる魅力を放つこと、レールの上にいること等。 だからこそ、彼…

ゆんゆんから学ぶべきただ一つの真実

「大体、子供の頃からああなのです。誘いを断わられるのが怖いのか、家のドアをノックして、あーそーぼーと言えば良いだけなのに、それが言えず。昼ご飯を食べた後は夕方まで外を一人でウロウロし、偶然知り合いに出会い、遊ぼう? と誘ってもらえるのをジッ…

人間未満

私は汽車を見るのが嫌いであった。特別ゴトンゴトンという貨物列車が嫌いであった。線路を見るのは切なかった。目当てのない、そして涯のない、無限につづく私の行路を見るような気がするから。 ――白痴 いずこへ 私のように周囲に頼りのない人間は、常日頃か…

【感想】魔法少女育成計画

魔法少女育成計画無価値なものはあっても、無意味なものはない・・・・・・はずだったのだけれど、 蓋を開けて全てを並べてみてみるとその内のほとんどは無価値で無意味なものだった。 ソーシャルゲームと同じで行為そのものを目的としているようなそんな作品。本…

【感想】魔法少女育成計画 2話 マジカルキャンディーを集めよう!

魔法少女育成計画清く正しく美しい魔法少女であるためには、 他の魔法少女を蹴落とさなくてはならない。 でも、そんなものが本当に魔法少女・・・・・・なのかな? ■概要 ファヴからこの街に増えすぎた魔法少女を半分にするために、 毎週一番マジカルキャンディー…

【感想】魔法少女育成計画 1話 夢と魔法の世界へようこそ!

魔法少女育成計画少女らしい幻想的な夢に包まれた魔法少女達の物語。 きゅうべぇみたいなハム太郎が出てくるところから物語は始まり、 少女たちが運命の螺旋に巻き込まれる様を描いていくような気がしている。 ■概要 魔法少女の目撃情報と共に広がる「魔法少…

けものフレンズについての雑感/備忘録

なんとはなしに語ることが憚られるコンテンツといえば……けものフレンズだろう。 ある新聞でも取り上げられたりした辺り、ある程度の「社会現象」なるものを引き起こしたのだが、 そのことについてとりたてて語ったりすることは、語ったりする人は少なかった…

社畜だってコンテンツになる

社畜。社畜。社会の畜生。 暦通りに働くことを余儀なくされ、 暦の外では静かに働くことを余儀なくされる存在。 触れられるものすべてが業務にさせられるそんな存在。 それが、それこそが社会の畜生たる、社畜なのである。かつての人類は労働時間をステータ…

夢に関する雑文

心に咲いた花はいつも気高く誇らしくこの世界に対して私は生きていると主張をしている。私達はこの花を枯らさないように努力をしなくてはいけないのだろうか。 人生は花を育てる事と似ている。どんな花を咲かせるのかはその人によっても変わるだろう。だが、…

朦朧とした言葉の羅列

意味なんかないよ。 夢のメモ書き虚無が私を覆い尽くす。世界は七色の光を持っていた。しかしその光は淡く遠くの空へと消えていった。その昔、世界には空が無かったl。それは、地球が無かったことの裏返しでもある。 地面があって初めて空が存在できる。地…

今更"君の名は"を観た感想

随分と時間が経ったのだからぽっぴんQぐらいの人の入りだろうとか、 SAOが映画化したのだからこんな作品みるやつもういないだろうとか、 そんな甘い考えを持って昨年から遠ざけていた"君の名は"を観てきた。結論から言ってしまえば、 こんな時期にも関わらず…

夏めろ summer melody にみる印象と解釈の違い。

「人は見た目が9割」なんて言葉が随分と昔に流行った気がする。 当時は、第一印象で人間というものが規定されてしまうなんて、 現実というやつはよほど不細工というものが嫌いらしい、とか思ったりしたものだ。だが、今回テーマに挙げるのはコンテンツの話だ…

ドロップフレーム 4巻  辿りついた先はBadEnd

"This story is not an end yet. Because only you are in the infinity loop."