huzai’s blog

「ぼっちの生存戦略」とか「オタクの深化」とかそういうことについて考えています。

思考投棄

2018年の終わりに向けて

ブログとは言葉の集積です。 私が話す言葉とは私の死骸のことです。 ブログとは私の墓石です。 ――墓標に何を添えればいい? 死骸は腐り、虫がたかるもの。 人間の内側には話されなかった言葉の死骸が積もっているもので、 そのまま放置しておくと、あなた自…

ゆんゆんから学ぶべきただ一つの真実

「大体、子供の頃からああなのです。誘いを断わられるのが怖いのか、家のドアをノックして、あーそーぼーと言えば良いだけなのに、それが言えず。昼ご飯を食べた後は夕方まで外を一人でウロウロし、偶然知り合いに出会い、遊ぼう? と誘ってもらえるのをジッ…

社畜だってコンテンツになる

社畜。社畜。社会の畜生。 暦通りに働くことを余儀なくされ、 暦の外では静かに働くことを余儀なくされる存在。 触れられるものすべてが業務にさせられるそんな存在。 それが、それこそが社会の畜生たる、社畜なのである。かつての人類は労働時間をステータ…

夢に関する雑文

心に咲いた花はいつも気高く誇らしくこの世界に対して私は生きていると主張をしている。私達はこの花を枯らさないように努力をしなくてはいけないのだろうか。 人生は花を育てる事と似ている。どんな花を咲かせるのかはその人によっても変わるだろう。だが、…

朦朧とした言葉の羅列

意味なんかないよ。 夢のメモ書き虚無が私を覆い尽くす。世界は七色の光を持っていた。しかしその光は淡く遠くの空へと消えていった。その昔、世界には空が無かったl。それは、地球が無かったことの裏返しでもある。 地面があって初めて空が存在できる。地…

世界の全ては認識だ

この世界を構成するすべてのものは『認識』されることによって存在する。 この世界を構成するすべてのものは『認識』されなければ存在することはできない。

言葉の羅列

言葉の羅列です。

"考えていない"なんてことを"考える"。

"人間とは考える葦である"とか、そんな話を聞いたことがある。 それが何を意味しているのかは知らないが、"人間とは考える生き物だ"ということには同意を示したい。

維持は退化だ、退化は死だ。

僕らの時計は止まったままで 過去に支えられて現在があり、現在があるから未来がある。 小学生の私の上に中学生の私があり、その上に高校生、大学生、社会人と続いていく。 そんなふうに、私達の人生を一本の道に例えてしまうと、未来はどんどん先細りしてい…

F5幸福論

そのボタンを押すだけで ちょっとした幸福が得られる。 だから、僕らはそのボタンを押していた。 無駄な時間を省く素敵なエコシステム 読者にさえなってしまえば、その人がブログを更新するたびに プッシュ通知を送ってくれるなんて素敵な機能がはてなにはつ…

生存報告と思考の整理

久しぶりにブログを書こうとすると、 なかなかに文章をまとめられないものだと感じる。 というわけでつらつらと文章を書きつける。ツイッター+αぐらいの認識でいてくれるとうれしい。実に最低な文章だ。 拗らせ男子の永久迷路 インターネットに身をやつして…

ぼっちの自分探し

自分探しは「あなたはそのままでいいよ」と言ってくれる 他人が現れた時に終わるという。つまり、ぼっちには攻略不可能な難題だというわけだ。 自己肯定 他人に肯定してもらえない人間は自分で肯定してあげるしかない。 インターネットを見てみると、自分で…

僕らの記憶は残酷で――

――― 忘れないで おぼえていて ――― 半年の内に世相は変わった。 およそ2000時間の想い出を、僕らは忘却の彼方に追いやり、 新たな面影を胸に宿してしまっている。 僕らの記憶は残酷で 僕らは薄情な生き物である。 およそ2000時間の間一緒にいた彼女たちを、24…

天使ちゃんは天使じゃない

天使ちゃんまじ天使 語彙力のない僕らは、天使ちゃんを表現する術を持っていなかった。 それゆえに、僕らは天使ちゃんを天使ちゃんと呼ぶしかなかったのである。……なんて話ではないよ。語彙力がないから天使ちゃんを天使と呼ぶのではない。 僕らがそう呼ぶの…

コンテンツに対する「私」の位置

普通の人の場合、「なんでそんな面倒なことを考えるのか」ということになる。 だって、自分がどこにいるのかなんて気にしなくても、コンテンツは楽しめるから。だから、考えなくても楽しめる人には意味のない文章。 くだらないことにとらわれる面倒くさい私…

コミュニケーション能力について

コミュ力という幻想に捉われてしまうのは、 その人がぼっちだからだろう。 コミュ力とは何か? 正直な話、「コミュ力」とか言われてもよくわからない。広義なコミュニケーションの定義を少し出してみるとこんな感じだ。「記号=情報の伝達・交換によって、記…

人は一人では生きていけない

そういって、彼は私を突き放した。

作品を楽しむために

煮詰まるってのはさ、こーなってるんだよね。だから、広い景色が必要なわけ。――SHIROBAKO 世の中には様々な方法論が存在している。本屋に行けば「○×法」とか「△△を変える100つの法則」みたいに方法論が溢れ返っている。世の中には本当に必要なのか疑ってしま…

多様化しても世界は変わらない

■多様化なんて意味はない 最近の世の中では「多様化」なんて言葉が流行っているらしい。 そんな言葉が「流行っている」わけです。 「消費者の行動分析」なんてものをやれば、 確かに画一的なモノサシでは人間の行動を図れなくなったのかもしれない。 だけど…

作業の邪魔になる素敵な音楽

音もSFになる ―blacksheep ∞-メビウス- アーティスト: blacksheep 出版社/メーカー: velvetsun products 発売日: 2013/08/18 メディア: CD この商品を含むブログ (2件) を見る 音楽には2種類ある。 一つは、「何かを載せる音楽」 一つは、「世界を持った音楽…

新入社員は天然のピエロ

踊っているのでないのなら 踊らされているのだろうさ ―狐と踊れ 神林長平 狐と踊れ (ハヤカワ文庫JA) 作者: 神林長平 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/04/05 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 20回 この商品を含むブログ (18件) を見る 狐と踊れ …

取り敢えず行動しろ、なんて嘘さ

事実を抱いて溺死しろ 節目としての時間が刻一刻と迫りつつあります。 多くの人にとって、4月というのは何かしらの意味を持っています。 新しい学年の始まり、新社会人の始まり、新たな年度の始まり。 4月とは何かが始まる時期です。 そこで、今回は「行動」…

釣竿で人は救えるか

釣竿は何のためにある。 コンテンツ ◆釣竿を見せびらかすおにいたんへ ◆魚は何処 ◆自戒と読書の為

僕は美少女に頭を垂れる

この変態!der変態!変態大人! THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -SECOND SEASON- 01 水瀬伊織 アーティスト: 水瀬伊織(CV:釘宮理恵) 出版社/メーカー: 日本コロムビア 発売日: 2011/05/25 メディア: CD 購入: 3人 クリック: 72回 この商品を含むブログ …

感情が減退する。

100年ほど前の世界には「ブログ」なるものがあったらしい。そこでは、自身の感情の動きを自由に表現することが可能だったし、それを通じて他人と感情をぶつけ合うことだってできたそうだ。昔の人はなんて贅沢だったのだろう。 ーーー僕達人類は緩やかに感情…

無口は無知

無口は無知であるからだそうだ。男は黙って背中で語るものであるそうだ。つまり、男は馬鹿であるべきなのだ。(暴論) 「無口は無知の象徴である」なんてことは、多くの意識高い系サイトで目にする言葉である。コミュ力、人脈、ブレストを至上命題とする彼ら…

意味ではなく、価値を求める。

巷ではラノベ論争が流行っていた。 もうそろそろ落ち着いた頃だと思われるので、臆病な私は満を期して書くこととする。 以前の私はラノベというものが嫌いであった。平易で安易でテンプレで安直で、それでいてありふれたモノだけで埋め尽くされているラノベ…

その恋は無価値

物事の価値が無くなる瞬間っていうのは、未来が無くなったときだと思っている。 これまで多くの終末論を目にしてきた。今回のことを考えるのにいいのは「終末のフール」だろうか。内容はうろ覚えだが、数年後に隕石が衝突して地球は消滅する。そんな事実が発…

リアル多忙という欺瞞

「リアル多忙」 実にいい言葉である。ネットなど現実に付随するおまけであって、リアルに従属するものでしかないという感じがビンビンしてきてとてもいい。加えて、ネット上の誰もが気にもかけない「現実」を匂わせる事はささやかな優越感と、俺リア充感を漂…

記憶と思い出と個人

人生とは記憶である 常識がこれまで集めてきた偏見であるように、人生もまたこれまでかき集めてきた記憶であるのかもしれない。記憶を失ったとしたら私は私でいられるのだろうか。 ◆記憶と思い出記憶と思い出は似ているけれど、少し異なっています。記憶は事…