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huzai’s blog

「ぼっちの生存戦略」とか「オタクの深化」とかそういうことについて考えています。

シンデレラガールズ 感想 「場」と「人」

アニメ アイマス

 

 

私は××。

 

私の敵

私にとって「シンデレラガールズ」とは敵であった。

 

765プロとしての「アイドルマスター」は幕を引かれ、消費財としての「シンデレラガールズ」が形成される。

 

プロデューサーよりも上の立場から通達される無情な宣告。

アイドルとしての彼女は居なくなり、プロデューサーとしての生き方を決めつけられる。

私達にはどうすることもできない無情な宣告。

 

それを私は受け入れられるのか。

 

765プロ

ある、家族の話です。いつも一緒で、仲が良くて、誰かが転ぶと、すぐ手を伸ばして助け合う。そんな家族が、

――アイドルマスター 24話 如月千早

765プロの面白いところは、キャラクターだけでなく、「場」としての魅力があることだ。

 

個々のキャラクターの魅力はもちろんある。

そしてそれと同じくらいに765プロとしての魅力がある。

 

ドラマCDにしても、漫画にしても、アニメにしても、SSにしても、

キャラクターと同じくらいに765プロが描かれている。

 

内側に「人」が居るだけでなく「場」がある。

ひどく曖昧な感覚かもしれないけれど、確かに「場」があるんだ。

 

まっすぐゴー!とか、ひだまりとか、フェケテリコとか、そういう時にも感じたソレ。

「誰か」と同じくらいに「場」を愛している。

 

私にとって765プロとは、アイドルマスターとはそういう存在だった。

 

場が欠落したシンデレラマスター

あの世界に「場」はあった。

ただし、それは小さな「場」だ。

僕らが妄想で作り上げるソレと変わらない、小さな小さな「場」。

 

アニマスの映画を思い出してほしい。

彼女たちと「765プロ」は家族になっただろうか。

 

私はなっていないと思う。

関係は確かにできているが、別の存在だ。

765プロと876プロが違うように、彼女たちと765プロは違う存在だった。

 

それと同じことが、デレマスでも起きていると感じていた。

各ユニットが描かれ、ユニットとしての「場」が形成されていった。

が、346プロとしての「場」はもちろん、シンデレラプロジェクトとしての「場」は形成されなかった。

 

彼女たちは纏まっている、が、「場」はできていない。

 

765の幻影に囚われて

ここまで「場」ということで話を進めてきた。

「場」が無いことが、346プロの問題であるとしてきた。

 

だが、「場」を感じられないのは、観る側にも問題がある。

 

私が765プロに場を感じたのは、触れてきた時間が長いから、ともいえる。

アニメで、ゲームで、漫画で、動画で、小説で、SSで。

多くのコンテンツに触れる中でそういう「場」が形成された。

キャラクターよりも、彼女たちが、そして765プロが、好きになっていった。

 

つまり、346プロに「場」を感じられないのは、触れている時間が短いからだ、とも考えられるわけだ。

あるいは、幻影に囚われ直視できていないか、だ。

 

 

765を忘れてみえる風景

346765と異なり人数が膨大だ。

だから、「場」を形成することは難しい。

 

「場」を取っ払って見直してみると、これが面白い。

誰に注目しても「物語」が形成されているからだ。

 

蘭子でもいいし、アーニャでも、みくにゃんでも、だりーなでもいい。

未央でもいいし、新田さんでも、しぶりんでも、プロデューサーでもいい。

 

シンデレラプロジェクトに参加していたすべての人間に「物語」がある。

 

「物語」を見出すことができる。

 

それってとっても素敵なことなんだよな。

 

長い階段の一歩目

千川ちひろさんは言う。

 

お城へ続く階段はまだまだ長いですから。

―6話 千川ちひろ

 

 

高木社長は言う。

 

これからもまだまだ先の見えないトップアイドルプロデュースを目指そうではないか。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST FINAL 高木社長

 

 

以前も書いたけれど、そういう事なんだよな。

彼女たちはアイドルとして歩き始めたばかりだ。

シンデレラプロジェクトとして稼働し始めたばかりだ。

 

にもかかわらず、私は765の幻影をそこに重ねていた。

それが多分、間違いだったのだ。

 

彼女たちに魅力を感じていながら、私は「場」を見出さなかった。

 

「場」としての未熟さも、「アイドル」としての未熟さも彼女たちの魅力だった。

アイマス」が好きになった時もそうだった、一緒に作り上げるあの感覚が765プロを好きにさせた。

そうだというのに私はその過程を忘れていた。

 

私はいつの間にか、

プロデューサーではなくお客様になっていたんだな。

 

 

シンデレラガールズ 13

そういうことに気づかせてくれたのが、13話だった。

 

私は、ファンレターを読む本田未央を観たときに、涙をこらえることができなかった。

どうしてそのタイミングだったのかは分からない。

けれど、その時に初めてキチンと彼女たちを観る事ができたのだと思った。

 

彼女たちはどうなっていくのだろう。

どんなアイドルになるのだろう。

そんな想いが尽きない。

 

次に、彼女達と会えるのが楽しみだ。

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 07 できたてEvo! Revo! Generation!

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