huzai’s blog

「ぼっちの生存戦略」とか「オタクの深化」とかそういうことについて考えています。

行く当てもない一年を迎える前の一日

あと数時間ほどで今年は用済みで、
また当てのない一年を始めていく。

私は暁の水平線に勝利を刻みながら、この年に別れを告げるつもりだ。

明確な終わりを感じられる一日に、
去りゆく今年に思いを馳せる。

追われる一年

今年は社会に牙を向かれた一年であった。
一年前の私に「お前それサバンナでもおなじこと言えんの?」と伝えてやりたい。
今年の社会はサバンナのようであったのだから。

草食動物である私は社会に追われるばかりで、
「自分の自由」というものを上手く確保できなかったのだと思う。
なにせ今期のアニメを何一つみることができなかったぐらいなのだから。
それぐらいには余裕がなかったのだろう。

そう、今年の私には「余裕」がなかった。

仕事に対する「ノウハウ的な余裕」がなく、
職場に対する「精神的な余裕」がなく、
趣味に充てる「時間的な余裕」がなかった。

下期は特に余裕が持てなかったので、そこが来年の課題だろうか。

科学世紀のカフェテラス

今年で忘れることのできない体験であろう。
初めての同人誌販売会(?)への参加、と初めての同人誌購入。
わざわざ新幹線に乗って京都まで行ってきたかいがあったというものだ。

秘封目当てで参加したにも関わらず、初めて購入したのは阿求と妹紅の「白夜」という小説。
帰りの新幹線で読みながらひしひしと参加できてよかったな、と思ったものである。
「阿求」や「妹紅」だからこその愛なんて、たまらない。新発見!というやつだ。
「言ノ葉の行方」という阿求の小説も買うことができたので、よかった。

本命の秘封倶楽部については、小説から漫画まで買い漁ってきた。
『 』とか「宝物はめぐりに廻る」とか印象的に残っているのだろうか。
こういうのが見たかった、というやつだ。
小説だと「秘封短編」や「秘封掌編集」が神林チックで面白かった。
全部買わなかった過去の自分を呪う。

あとは蓮子がいっぱいいたり、メリーもいたりして、
同人誌の場に来たのだという気分がふつふつと湧いてくるのが面白い。
次は、コスプレしてパンダカーに乗れるぐらいには楽しめるようになりたいな。
加えて、CDとかにも手を伸ばしたい。

ブログ活動

下期あたりから余裕がなくなってきたのに比例して、更新速度が低下していた。
ただ、ブログにまで意識が向いていなかったのかというとそうでもない。

・底辺思想は疑似無敵
・感情が受動的すぎる人間は、感情を発露する方法を知らない。
・世界そのものを伏線に
島村卯月と笑顔とプロデューサー
・スクロールするインターネットは止まれない
・普通の人は世界を共有する。
・etc

上記のように一言二言だけ書かれたメモがデータ上に残っている。
いくつかは文章化されたものもあるだろうが、大半は考えることもなく放置されているものだ。

デレマスの島村卯月については一度キチンと書きたかったのだ。
セリフの書き起こしまではやったのだが、そのあたりで自己解決して文章化されなかった。
こういうのも本当は文章化しておきたかったんだよな。

そういう自分の話以外のことにも今日は思いを馳せよう。
幸運なことに、何人の方が私の記事にスターをつけてくれていたりしている。
それに対して私ができたことはつけてくれた人のブログを観るくらいしかできず、
何もアクションを取ることができなかったことが後悔の一つだ。
私にとってももったいないし、その人にとっても失礼というやつだ。

そのあたりのことも来年はトライしていってみたいなと思っている。

コンテンツの楽しみ方

今年もいろいろと楽しんできた。
書籍についてはkindleで読み始めてみた。
漫画の場合は都合がいいが、小説となると何か違和感が強い。
『慣れ』なのかどうかは知らないが、以後も意識していきたいところ。

アニメについては作画について触れてみたり。まぁ、意味は分からなかったけれど。

後は「右脳開発」だったり「絵を描く」とか「催眠音声」とかで
秘められた僕のステキパワーを開発しようとしてきたけれど、イマイチうまくいっていない。
音読とかそういうほうが、効果的だったりするんだろうか。

この辺りはまだまだ先の長い問いだ。

ぼっちの生存戦略

私が掲げる「問い」の一つであるが、
最近はその軸がすこーしぶれてきている印象が強い。

「ぼっちがぼっちのまま生きる方法」か「ぼっちが社会性を獲得する方法」か
それがいまいち確定しきれていない。

個人的には前者を押したいところだが、
技能を持たない「ぼっち」には、前者で社会を生き抜くことは困難でありそうだ。
だから、必然的に後者を押すことになってしまいそうである。

ただ、私自身が社会性を得られていない「ぼっち」にすぎないので、
「ぼっちがごまかしながら社会とうまくやっていく方法」レベルの内容になるだろうと思う。

これは私の備忘録にすぎないのかもしれない。

終わりに

今年も忘れられない出来事やコンテンツに出会うことができたことは幸福である。
そして、関わりたいと思える出来事があったということは未来への遺産だ。

今年ももうあとわずかというところだが、
だらだらと地霊殿とかプレイしながら過ごしたいと思う。
東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.[同人PCソフト]