huzai’s blog

「ぼっちの生存戦略」とか「オタクの深化」とかそういうことについて考えています。

感想

アイドルの物語と女の子の物語+7話雑感

繰り返し書き続けているが、私はデレマスに違和感を持っている。それはきっと、これまで私が体験してきた「アイマス」との比較故のものであるだろう。 一番初めに感じた違和感は「プロデューサーとアイドルの関係性」である。 ◆プロデューサーとアイドルの関…

ユーザー罵倒 田中ロミオ

これは、田中ロミオのコラムの一節である。多くのオタクの心の闇を引きずり出して、中空へと投げ捨てる作品だ。だからこそ、私はこれを隣に置いておきたいと思う。 ◆美少女がうんぬん昨日、距離が遠いと理解ができない、なんて話をしたと思う。美少女がうん…

シンデレラガールズ 6話 私はただの女の子

――ああ、なんて無様。 なんとなく、書かなくてならない気がした。 それくらいに、私の中でこのアニメが動いたのかもしれない。 ◆ニュージェネ「ニュージェネ」とあるように、勢いは素晴らしいのだろう。その勢いがグループとして、三人を纏めているような印…

意味ではなく、価値を求める。

巷ではラノベ論争が流行っていた。 もうそろそろ落ち着いた頃だと思われるので、臆病な私は満を期して書くこととする。 以前の私はラノベというものが嫌いであった。平易で安易でテンプレで安直で、それでいてありふれたモノだけで埋め尽くされているラノベ…

その恋は無価値

物事の価値が無くなる瞬間っていうのは、未来が無くなったときだと思っている。 これまで多くの終末論を目にしてきた。今回のことを考えるのにいいのは「終末のフール」だろうか。内容はうろ覚えだが、数年後に隕石が衝突して地球は消滅する。そんな事実が発…

ミサイルとプランクトン 1巻 ―美しいものを美しいままに

僕等の希望私達の希望 俺 の希望 田中ロミオ原作ということで手に取った作品。何かがありそうだけれど、現状ではそれほど強く惹かれるものではない。一人一人の時間が動き始めたらまた何かが変わるのだろうか。 ◆どうして時間を進めなくてはいけないか この…

IB―インスタントバレット 願いと悪意

世界崩壊を望んだ時 手の中に、世界を終わらせるスイッチがあったとしたら 彼らは当たり前の風景を手に入れることが出来なかった。 だからこそ、そんな風に仕向けた世界を憎んで、世界なんてものは終わってもいいと思ったのだ。 そんな彼らが、当たり前から…

自分の外側に正しさを委ねているかぎりホンモノは手に入らない

間違わないために、外側にある正しさに基づいて行動する。どこまでも間違っていないやり方は歪をきたして、自壊する。正しかった、正しかったはずなのにこぼれ落ちていく。サラサラと音をたてて。 比企谷八幡こいつのおかげで随分と長い間悩まされ続けてきた…